国内SDGs研修に参加しました 2日目(2023年)

はじめに

本年度の国内SDGs研修は、株式会社放電精密加工研究所、株式会社JTBと神奈川工科大学が協力して実現しました。

この三者は、いずれも「かながわSDGsパートナー」のメンバーであり、パートナー同士が連携して活動する実例となりました。

2日目

国内SDGs研修の2日目は、相模湖の近くにある製材所にマイクロバスで行き、林業と製材業の現状、さらに関連する新規事業に関するお話を伺いました。

特に製材する過程で出てくるおが屑を利用して、環境に配慮した商品にする話がSDGsと深くかかわっていました。

山と林業

最初に林業が行われている山についてのお話を株式会社高橋林業の高橋様からお聞きしました。

山は何もしないと中が真っ暗になってしまい、動植物が住めず人も立ち入ることが難しい場所になってしまうそうです。そのため、間伐や枝打ちを行う必要がある事を知りました。

おが屑の再利用と Local SDGs

次に有限会社井上製材所の井上様に、山から切ってきた木を実際に製材する過程と、それによって出るおが屑を実際に見せていただきました。今まではおが屑は単なる廃棄物として処理されていたそうですが、企業同士が協力して汚水や排水を吸収する商品にした話を株式会社マルトシフロアーコーポレーションの網野様からお聞きしました。

このように、企業それぞれの特徴を合わせSDGsを達成していく「Local SDGs」という考え方を教えていただきました。


 最後に、薪割りを体験しました

感想

他の動植物も山で暮らせるようにするには人の手が必要でありながらも辛い現状があることを知りました。

また、SDGsを行うには新しい事を始めずとも、今できることを他の人と協力して行っていく事を知りとても参考になりました。