2030SDGsカードゲーム
今年も2030SDGsワークショップを開催しました。
<前回記事はこちら「KAIT SDGsワークショップを開催しました!」>
今回は1人で1チームでゲームを行いました。
チームごとにお金や時間を大切にすることや、経済や環境、社会を重視するといった目標を与えられます。時間とお金を表すカードとプロジェクトカードが配布され、それらを使って各チームが個別にプロジェクトを推進します。
お金や時間を使ってプロジェクトを行うと、プロジェクトカードに記載されている報酬が得られると共に、ゲームを行っている教室全体の経済、環境、社会のパラメータが変化します。
このパラメータはプロジェクトを行なえるかにもかかわっており、目先の利益だけを求めてプロジェクトを強行すると教室全体の世界のパラメータが悪化し他のチームに大きな影響を与える場合もあります。
自分達それぞれの活動が世界と繋がっていることが実感できる仕組みでした。
(応用化学科 野宮)
初参加のKAIT SDGs HUBメンバー感想
令和5年7月1日(土曜日)に神奈川工科大学E4号館3階で2030SDGsカードゲームが開催されました。そのイベントにKAIT SDGs HUBとして参加させて頂きました。実際にゲームに参加して、地域性や目指す方向性の違いがあっても一人一人の何気ない行動の積み重ねが環境改善の貢献に繋がることを実感しました。どのような活動にも相応のお金と時間が必要ですが、それ以上に明確な意志と協働性が重要だと思いました。議論の中だけでなく、実践する中でも多様な価値観を知り、比較・考察する姿勢を持つことが目標達成に不可欠だと改めて思います。客観的なデータも参考に現実的な対策例を提案してみたいという気持ちが高まりました。また、数多くの活動を取捨選択して情報を精査する能力を養うこともできました。次回の活動でも知恵に変換して考えていきたいと思います。