インドネシアの方との交流

インドネシアからのお客様、ズーさんと食事をしながらミーティングをしました。

ズーさんは車いすに乗っていますが、アジア地区の身体障害者のリーダーとなる研修を受けに日本に来ました。

インドネシアと日本の対応の違い

インドネシアでは障害者に対して、日本とは違い周囲の人々は差別的な態度をとります。それは、宗教が原因であり、生前罪を犯したから障害を負って生まれてきた、という価値観で接しているようです。

障害者の扱いは家庭内や血縁者の中でも煙たがれ、中には血縁者内で家をたらい回しで点々と移り住んでいる方もいるそうです。

日本のバスにはバスの中に乗るための可変式の台座がありますが、インドネシアではそのようなバスは存在しないそうです。同じく日本の電車では、車いすを利用している方がいると、駅員が駆けつけてマットを敷きますが、インドネシアではそのような活動は行われないようです。

インドネシアの大学では、エレベーターやエスカレーターといった移動手段が存在せず、車いすを利用している方は、車いすを一旦折り畳み友人に手伝ってもらうなどして、階段を上るそうです。

日本では、障害者の方は周りの人が手助けをしてくれたり、障害者に対して危害を与えると危害を与えた人が非難されます。インドネシアでは日本とは異なり、対応が常に冷遇されている状況だそうです。

感想

色々な話題に対して、インドネシアと日本の違いを語り合い、日本が恵まれていることを強く意識させられました。今後も海外出身の方と会話をする機会があるときは積極的に日本との違いを聞きたいと思いました。

今後もこのような機会があれば、積極的に参加したいです。