国内SDGs研修 2日目に参加しました

現場研修が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインでライブ中継をしていただきました。

千葉商科大学の太陽光発電設備の紹介

従来、南向きに設置されているソーラーパネルを設置面積を増やすために東西向きに設置していました。

東西向きに設置しているパネルは南向きに設置しているものよりも傾斜が少ないため、汚れの付着が多くなるそうです。

パネルの向きは屋上の面積などによってシミュレーションを行った結果から判断しているそうです。

植栽があった場所にもソーラーパネルを設置していました。

設置しているソーラーパネルには学生や職員の方の寄せ書きが書かれていました。

寄せ書きをしてもらうことによって、再生可能エネルギーや節電に興味を持ってもらいたいということでした。

設置している太陽光パネルは1枚毎に発電量がわかり、不具合や故障などがすぐにわかるそうです。

発電して余った電力は蓄電もしているそうです。

蓄電池では、空調機器は動かさない想定でコンセントのみが使える状態で避難者の人数の想定なども合わせて、蓄電池の容量等を検討しているそうです。

パネルの汚れなどについては、勝手に落ちるため気にせず、更にはパネル洗浄業者もいるため対応可能とのことです。

ソーラーシェアリングの地域での取り組みについて

匝瑳ソーラーシェアリング農業法人Three Little Birds様に紹介をしていただきました。

震災をきっかけにしてエネルギーについて考えるようになった。

農業をやっていると生産物を作っていることになる。

危うい電源に頼っていてはいけないと思い、昔から知っていた太陽光発電に興味を持った。

ソーラーシェアリングができたのが珍しかったこともあり、農作物を買っていく人もいたそうです。

2019年の大型台風のときには、電源がなくなってしまったため、電気炊飯器ぐらいなら動く無料ソーラー充電所を開設したそうです。

一度廃れてしまった飯塚の農業がソーラーシェアリングを通して再復興した。

また、地域で50kWhの発電所が20箇所ぐらい、100kWhのメガソーラーが3箇所、合計1300kWhの発電能力があるそうです。

これはおよそ1000世帯分の発電能力になります。