国内SDGs研修に参加しました 1日目(2023年)

はじめに

本年度の国内SDGs研修は、株式会社放電精密加工研究所、株式会社JTBと神奈川工科大学が協力して実現しました。

この三者は、いずれも「かながわSDGsパートナー」のメンバーであり、パートナー同士が連携して活動する実例となりました。

1日目

1日目は事前学習として神奈川県の林業の課題と現状をSDGsの観点から学びました。

今回の研修での目標

  • 循環型社会の実現に向けて
  • 神奈川県内でどの様なこと(SDGsの活動)を行っているか
  • 自分たちにできることとは何か

SDGsの基本概念

SDGsとは?

地球上の「誰一人も取り残さない。」

=持続可能な開発目標

1~6番の目標

MDGs(発展途上国に対しての目標)から引き継いでいる目標

ただし、MDGsだけでは地球全体をより良く出来ない


※MDGs:ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)8つのゴール、21のターゲット項目からなる2015年までの開発分野における国際社会共通の目標

6~17番の目標

経済成長と恵み・環境・国際平和

SDGsのウェディングケーキ

下から…自然資本→社会資本→財務資本・知的資本・人的資本・製造資本


SDGsの起点の一つとして、だれ一人取り残さないことが重要でした。即ち、トレードオフ(=何かを選択するために何かを犠牲にすること)を解消し、お互いに両立できるような「Win-Win」の関係になることでした。


また、日本のSDGsを考える上で「未来予測から推測する」ことが重要であることを知りました。例えば、2045年には東京都民の3人に1人は高齢者になるというデータがあります。これに対応するために、今現在どの様な対策や行動を取ることで未来を変えることができるのかを模索していくことでした。それにより、いま動いている研究開発や施策なども変わり、より早い時期に行動することで未来を変えることができるからでした。

最後に

今回の研修を受けて、世界は繋がっており一つの問題をすれば良いのではなく、互いに相互に利益が得られる状態にすることがSDGsの重要な目標であるのだと思いました。